面白い記事を発見したので紹介いたします。
＜鎌倉大仏＞５５年ぶり 保存修理工事準備が整う
誰でもご存じ、鎌倉を象徴するランドマークである鎌倉大仏。
これが何と免震構造だったのです。
1959年に「昭和の大修理」という改修が行われ、その際に免震構造が取り入れられたそうです。現在では一般的になりつつある免震設計ですが、それを鎌倉の大仏様が50年以上も前から先駆けていたとは驚き。
しかしその免震機能は、今の免震とは違いとてもシンプルなものです。
大仏様本体と台座の間にステンレス板を挟み、地震時に板を滑ることで衝撃を逃がすというわけです。
まさに大仏様を守る、免震の座布団と言えます。
歴史的価値のある大仏を守ろうとみんなで知恵を出し合ったそうです。
でもせっかくですから今回の改修を機に、積層ゴムなどを用いた本格的な免震設備にしてみてはいかがかな、と思います。
その際はぜひマテリアルリサーチが竣工時検査を行いたいものです。
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免震建物定期点検、エコロビームの高圧洗浄など
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