先日、免震定期点検の為、新潟県は長岡に出張へ赴いてまいりました。
新幹線を降り、駅前に出た我々の目に飛び込んできたものは何やら巨大な鉄の塊。
それは花火の打揚筒でした。その上には実物大の三尺玉もあります。
いざ実物を目の前にするとその迫力に気圧されてしまいます。この大砲のような筒が直径1メートル以上ある花火を遥か上空へと打ち上げ、夜空に美しい光の花を咲かせるのですね。
長岡の花火について調べてみました。
長岡まつりの花火大会は「越後三大花火」と言われ、同時に日本三大花火大会の一つにも数えられているそうです。
しかしその華やかな呼び名とは裏腹に、長岡の花火は哀愁を帯びた歴史を持っています。
長岡花火の起源は長岡空襲からの復興を願い催された長岡復興祭でした。打ち上げられる花火は、大きさや見た目を競うものではなく、亡くなられた方々へ向けられた「慰霊の花火」です。
2005年からは、市内を襲った中越地震などの自然災害からの復興を願う祈願花火「フェニックス」も打ち上げられるようになりました。
痛ましい空襲、災害を経て願う平和への思いを乗せた花火は大勢の人々の胸を打つのでしょう。
そのような場所で免震の点検をするということ。
我々の負った責任と果たすことができる意義を再確認し、
身が引きまる思いでした。
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